平成14年度佐賀大学公開講座
日本語でする心理学
〜日常感覚の心理学〜

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 他者(ひと)の心は、はたして理解できるのか? だいたい自分自身も理解できない。」などとついつい思いがちですが、いやいや意外とその解決策は身近にあるものです。現在の心理学の概念は、ヨーロッパを起源とし、自己同一性を中心とした考え方が大勢を占めているといえます。しかし、どうもわたしたち日本人が描く“こころ”と西洋風の心とはまったく同じとは思われません。本講座においては、わたしたち日本人が培ってきた日本語を通して、その核心に迫ろうと思います。日常口にする何気ない言葉こそが、実はわたしたち日本人がこぞって培ってきた心理学の宝庫です。そんな日常の言葉からはじめて、常日頃に感じる自分自身の気持ちや感情を直接見つめることが、自分自身の理解や他者理解に直接つながるように思えます。

日常生活を送っていく上で、ちょっと悩みがあったり、人生に行きづまったりと、とかくストレスの多い現代社会ですが、自分自身を自ら調整する力を身につける上で、日本語の中にある“こころ”は、きっと役に立つはずです。

 

1.受講対象者  市民一般

2.講   師 佐賀大学文化教育学部附属教育実践総合センター

教 授 大元 誠 

3.場   所  佐賀大学文化教育学部1号館2階201番教室

4.実施日時と内容 (木曜日 1830分〜2030分)以下仮題

第1回 7月11日 日本語の特徴にみる日本人のこころ

第2回 7月18日 情けは人のためならず考

第3回 7月25日 世の中にいる日本人:世間の構造

第4回 8月 1日 私がなくてどうして悪い〜日本語にどうして主語がないのか

第5回 8月 8日 気の表現にみる日本のこころ論

問い合わせ先 >〒840-8502

佐賀市本庄町1番地 佐賀大学文化教育学部
大元 誠

TEL:0952-28-8276
e-mail:ohmotom@cc.saga-u.ac.jp