佐賀大学 GPイベント 実施報告
◆開催概要
eラーニングは教育改革のツールとして期待されています。本学では、平成14年度から単位の取得できるネット授業(VOD型eラーニング)を他の国立大学に先駆けて実践してきました。
これらの実績が評価され、平成16年度に、「文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に採択されました。 そこで、本学のeラーニングの実践を通して、日本のeラーニングの展開に何が不足しているか、何をすれば良いか、教育改革に本当に役立たせることができるのか、など今後の我が国の高等教育におけるeラーニングの在り方について検証するため、平成18年11月11日(土)にシンポジウムを本学にて開催致しました。
本シンポジウムでは清水康敬先生の基調講演、穂屋下茂により「佐賀大学ネット授業の実施状況」、高崎光浩により「医療GPの実施状況」の報告、そして近藤弘樹をコーディネータとして清水康敬先生、大森不二雄先生、不破泰先生、穂屋下茂によるeラーニングは教育改革にどう役立つか」をテーマにした討論を行いました。
スケジュール
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10:00〜12:00
eラーニングスタジオ見学
13:00〜15:00
実行委員長挨拶 : 小島 孝之(佐賀大学教育・学生担当理事)
(1/12)
主催者代表挨拶 : 長谷川 照(佐賀大学長)
(2/12)
ご挨拶 「質の高いeラーニングの普及を目指して」 : 福島 哉史
(文部科学省高等教育局専門教育課主任)
(3/12)
基調講演 「世界のeラーニングの現状と期待」 : 清水 康敬
(メディア教育開発センター 理事長)
(4/12)
(5/12)
(6/12)
報告1 佐賀大学ネット授業の実施状況 : 穂屋下 茂(佐賀大学 ネット授業実施担当)
(7/12)
(8/12)
報告2 医療GPの実施状況(医学部よりTV会議システムにて参加)
: 高崎 光浩(佐賀大学医学部附属病院医療情報部)
(9/12)
15:00〜17:15
シンポジウム テーマ『eラーニングは教育改革にどう役立つか』
(10/12)
(11/12)
(12/12)
コーディネータ:近藤 弘樹(佐賀大学高等教育開発センター)
パネリスト:
清水康敬(メディア教育開発センター 理事長)
大森不二雄(熊本大学)
不破 泰(信州大学)
穂屋下 茂(佐賀大学)
▼スタジオ見学
(10:00〜12:00)
eラーニングスタジオは、講義収録を行なうスタジオ、編集室、サーバ室から構成されており、佐賀大学ネット授業に関わる収録・編集・配信・授業運用すべてをおこなっています。
見学会では、それらすべての部屋と機材の公開をし、順次見学される皆様にスタジオスタッフによる詳細な説明を行ないました。
▼挨拶・招待講演
(13:00〜15:00)
実行委員長挨拶
: 小島 孝之(佐賀大学教育・学生担当理事)
主催者代表挨拶
: 長谷川 照(佐賀大学長)
▼ご挨拶 「質の高いeラーニングの普及を目指して」
: 福島 哉史(文部科学省高等教育局専門教育課主任)
▼基調講演 「世界のeラーニングの現状と期待」
: 清水 康敬(メディア教育開発センター 理事長)
▼報告1 佐賀大学ネット授業の実施状況
: 穂屋下 茂(佐賀大学 ネット授業実施担当)
▼報告2 医療GPの実施状況
(医学部よりTV会議システムにて参加)
: 高崎 光浩(佐賀大学医学部附属病院医療情報部)
佐賀大学における医療人GP事業「県民医療アカデミー オブ e-Japan」の第1回フォーラムは,「地域医療教育」をテーマに 医学部臨床大講堂(鍋島キャンパス)で11月11日,12日の2日間 にわたって開催された。
同事業では、地域の医療格差を是正、軽減することを目的に、 医療人教育の視点からさまざまな取り組みを行っているが、 そのひとつに、eラーニングを活用した医療人の生涯教育を 支援する取り組みを行っている。そこで、現代GPの「ネット 授業の展開」のシンポジウムと同時開催して議論することが、両方のGP事業にとって有益と考え、TV会議システムを使って討論を 行った。「ネット授業の展開」を通じ、eラーニングスタジオでは多くの 経験を積み重ねており、そのノウハウは医療人生涯教育の eラーニングにおいても多くの有益な示唆が得られた。
11日の後半及び12日は医療人GPの単独フォーラムとして、 離島医療,卒前卒後の地域医療教育,佐賀県の医療連携について 会場の参加者とTV会議を通じて全国から参加した約20名で、 活発な議論が行われた。
▼シンポジウム
テーマ『eラーニングは教育改革にどう役立つか』
(15:15〜17:15)
コーディネータ:近藤 弘樹(佐賀大学高等教育開発センター)
パネリスト:
清水康敬(メディア教育開発センター 理事長)
大森不二雄(熊本大学)
不破 泰(信州大学)
穂屋下 茂(佐賀大学)
大森先生より「eラーニング専門家をeラーニングで養成するインターネット大学」についてお話いただきました。
不破先生より「信州大学におけるeラーニング」についてお話いただきました。
その後、『eラーニングは教育改革にどう役立つか』をテーマに以下のような項目で白熱した議論が行われました。
・授業コンテンツについて
・受講生・教師支援(学習管理システムを含む。)について
・eラーニングの財政問題について
・ネット授業への提言について
◇シンポジウムを開催して
シンポジウムには、本庄キャンパスのメイン会場に104名(大学関係者85名・一般参加者11名・学生8名)、鍋島キャンパスに92名、さらにインターネットによる参加20名、合計216名の参加者があり、多くの方々に高い評価を得ることができた。
シンポジウムを通じて、シンポジウム参加者のeラーニングに関する理解(学習管理システムの運用状況や、授業コンテンツの作成と講義方法等)を深めることができた。
本学のeラーニングは、シンポジウムで紹介したように、サーバの構築、学習管理システムの構築、講義コンテンツの作成、学生や教師の支援体制が出来上がっている。佐賀大学では今後、シンポジウムでも活発に議論されたことだが、eラーニングを教育改革のツールとして、どのように役立てていくかが課題となっている。また本学のeラーニングシステムは他の大学へも適応できるので、各大学等と情報の共有化を図ることで、是非わが国のeラーニングの進展に貢献していきたい。
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