佐賀大学の『ネット授業の展開』が平成16年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(以下GP(Good Practice))」に採択されました。 GPの公募は、(1)「地域活性化への貢献」、(2)「知的財産関連教育の推進」、(3)「仕事で英語が使える日本人の育成」、(4)「他大学との統合・連携による教育機能の強化」、(5)「長期的インターンシップ導入などの産学連携教育」、(6)「ITを活用した実践的遠隔教育」の6分野で行われました。『ネット授業の展開』は最後の「ITを活用した実践的遠隔教育」の分野に相当します。今年度は国立大学、公立大学、私立大学、短期大学などから108件の申請があり、採択件数は、わずかに15件(内訳:国立大学が10件、私立大学が4件、共同申請1件で採択率は、14%です。)でした。佐賀大学は、わずか15件のうちのひとつに選定されました。
参考:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/needs/report/04091701.htm

(事業計画の概略)
 佐賀大学では、ネット授業と題して、平成14年4月から教養教育科目の単位を授与する正式科目であるVOD(Video On Demand)型の授業を開講しています。
 本事業の目的は、開講数、開講分野の量的拡大、内容の向上と教育方法の探求、新しい学習管理システムへの移行、組織体制の整備など、ネット授業を新しい学問体系として発展させていくことです。
 本プロジェクトでは、平成16年度に6科目、平成17年度、18年度にそれぞれ5科目程度のe-Learning授業を作成し、平成19年度4月には20科目程度の開講を目指しています。科目数の増加に伴い、標準化が期待される新しいシステムとして学習管理システムを再構築し、また、受講学生、講義提供教員の意見を取り入れる評価活動を継続し、強化させ、より良いネット授業を提供していきます。加えて、e-Learningの教育効果を向上させる研究を進めると共に、Blended Learning(ネット授業と対面授業を組合せた講義)を取り入れ、多様な教育手法による教育効果の向上を研究します。教材には著作権処理を行い、メタデータ情報の付加を行っていき、また、量的質的拡大を支える組織体制を、学長を中心として整備していきます。