棚田復田による農村再開発プログラム    コミュニティ・サイトへ

事 業 概 要
 過疎化・高齢化の進展による耕作放棄地・遊休農地の拡大や小中学校の統廃合に よる廃校の増加など、中山間地の空洞化問題が深刻化している。このような状況下 で、遊休農地棚田の保全活動を支援するために締結した佐賀大学農学部と相知町と の地域交流協定に基づいて、遊休農地を佐賀大学の実験実習農場として教育部門で 活用し、学生の参画による資源循環型農業の推進や棚田を活用したコミュニティビ ジネスモデルの開発等の農村再生プログラムを実践する。平成15、16年度の地域貢 献特別支援事業の実績をベースに、JASの有機認証圃場棚田での学生による農業体 験学習・有機栽培実験、農産物や農産加工品の直売等のコミュニティビジネスの調 査研究、学生起業等を、全学の教養教育(主題科目:地域と文明)と農学部の専門 教育(大学入門科目・フィールド科学実習・生産生物学実験・暖地農業総合実習・ 地域調査法演習等)のカリキュラムに取り組み単位化する。この学生参画教育は、 棚田保全に取り組む地域との協働によるもので、環境保全型農業やコミュニティビ ジネスを直接的に体験することで、全学の教養教育による地域アイデンティティの 確立や卒業研究のテーマにまで展開可能な一貫したプログラムとなる。これらの事 業を推進するための現地サテライトを2003年3月に閉校となった旧相知町立平山小 学校に置き、自治体との協力によって宿泊型の研修施設として活用する。  平成17年度:現地サテライト(廃校)の整備と農学部後学期開講科目(生産生物 学実験U・地域調査法演習U)で短期宿泊プログラムを実施する。  平成18年度:全学の教養教育科目(主題科目:地域と文明)、全学の教職科目(総 合演習4年次)、農学部と経済学部の大学入門科目、及び農学部3年次生のインター ンシップ(2単位)での実践。  平成19年度:17、18年度科目の継続、及びフィールド科学実習・暖地農業総合実 習での短期宿泊プログラムの実践。3ヵ年の成果報告書の刊行、及びその公開。

事業計画期間  
平成17年4月〜平成20年3月(3年 ヶ月)

当該事業に関連する設備等の現状、計画
 活用する農地は、平成15年度〜19年度の5ヵ年の無償借地(遊休農地、約9,000u) で、平成15、16年度の佐賀大学地域貢献特別支援事業により復田作業を完了し、そ のうち、約3,000uの農地は平成15年12月にJASの有機認証取得(残り4,000uも平 成16年12月に取得見込み)。  サテライトの旧平山小学校は、相知町教育委員会によって管理され、宿泊用の教 室改修済。机・椅子等の更新と視聴覚機材、テレビ会議システムの整備により、遠 隔授業が可能となり、佐賀大学の教育サテライト施設としての利用が可能(別途、 利用規程の締結を予定)。

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